10/1 BRIDGE特別セミナー「脳卒中患者の上肢に対する評価・介入戦略」+セラピスト交流会

無題

脳卒中患者さんの臨床において難渋することの多い上肢への評価…

今回は脳卒中の上肢へのアプローチを実践し、また全国各地で講師として活躍する3人がそれぞれの実践場面を提示する貴重な機会となります。

上肢への評価と介入にお悩みのセラピストの皆さん、

3人の臨床におけるクリニカルリーズニングと実際のアプローチ、そして臨床への思いを知り、そして自身の臨床を振り返り、アップデートしませんか?

★★★懇親会(セラピスト交流会)のご案内★★★

セミナー後、参加者に加え東海地区のセラピストが新しい仲間を作るための交流会を会場近くで開催したいと思います!
会費:4000ー5000円程度(当日徴収)

*セミナー申し込みフォームにて参加・不参加・未定にチェックをお願いします

 

開催日時・タイムスケジュール

10/1(日曜) 9:45~16:00(会場9:20~)

*普段より少し早く始まりますのでご注意ください

①機能解剖から考えた肩関節の痛み(石田) 9:45~11:15

②上肢機能の代償戦略の再考(松井) 11:25~12:25

③上肢機能向上のための体幹・下肢の姿勢制御の重要性(小松) 13:30~15:00

④シンポジウム・質疑応答(石田・松井・小松) 15:40~16:00

 

会場

刈谷市産業振興センター 604会議室

(刈谷市相生町1丁目1番地6)

・JR刈谷駅(北口)・名鉄刈谷駅(北口)から徒歩3分

・507台:相生駐車場が隣接。(30分100円、電話:0566-23-9800)】

定員

100名(先着順)

参加費

通常:10800円(税込)

ペア割:8640円(税込)

お申し込み

 

Chapter 1 機能解剖から考えた肩関節の痛み

 

講師:石田 匡章(一般社団法人ASRIN代表理事|作業療法士)

 

「脳血管障害の片麻痺を運動学や解剖学を考えてアプローチする」

臨床上、脳血管障害後の肩関節の痛みは難渋することが多くあります。

患者さんからの訴えも強く、病院や老健での仕事でも「どのようにしてくべきなのか?」と悩んでいるという声をよく耳にします。

 

私自身も肩関節の痛みにどのようにアプローチしていいか、悩んでいました。

 

しかしながら、さまざまな症例像を経験してから、臨床像の中でもここをアプローチすると改善しやすいというポイントを実感しています。

今回は、私自身の経験の上、アプローチすると痛みが改善しやすいというポイントをピックアップしてお伝えします。

・動きやすくなる状況とは何か、そしてどのように考えていくのか?

・機能解剖からもしっかり考えて、そしてどの部位を効果的にアプローチして進めていくべきか?

・痛みがあるということをどのように解釈してアプローチの選択するのか?

私の実経験から、そして私自身が脳血管障害の上肢アプローチの想いが強くなった症例動画を交えて、想いを乗せてお話しします。

片麻痺の症例で痛みに難渋して、困っているセラピストのヒントになれば幸いです。

 

Chapter 2 上肢機能の代償戦略の再考

講師:松井 秀樹(カラダカクメイ|専門理学療法士(脳卒中))

上肢のアプローチをセラピストがあきらめていませんか? 臨床現場において「スムースに動かしましょう」「体を引かずに腕を挙げましょう」と対象者に対して伝える場面があります。

言語的指示と対象者の協力(努力)によってリハビリテーションは展開されます。

 

脳血管疾患後は連合反応や共同運動が出現し異常パターンと捉えられている印象があります。 筋緊張の異常を「筋緊張が亢進して異常な動きをしている?」「異常な動きをしているから筋緊張が亢進してしまうのでは?」どちらで捉えていますか? また、代償的な動きが出現する事で、その代償を抑制したり、代償作用を理解できず動かすことに対して躊躇してしまうことがあるのではないのでしょうか?

 

そもそも対象者が代償していることを理解されているのか?修正する方法が可能であるか?を見極める事がポイントと考えます。

例えば、脳血管疾患に限らず、腰痛の方には正常(言い過ぎですが)の動きを理解していただくことがあるよう脳血管疾患の方にも身体の理解をすることは必要だと考えます。 脳血管障害後は発症前のように動かすことができないことが多く、代償機能に頼る必要もあります。

 

一般的に代償作用は、よいとされることが少ないですよね。しかし対象者は動作を成立させるためにその作用を十分に活用するため機能的代償という考え方も必要と思います。

 

“使えない”から“使わない”ではなく“使える範囲”の中で身の周りの動作を含めて使うことが大切だと私は考えます。

 

今回は、残存機能を向上と代償作用を上手く活用し変化した動作パフォーマンスを動画を用いて説明する予定です。  

 

Chapter 3 上肢機能向上のための体幹・下肢の姿勢制御の重要性-Anatomy Trains、Body imageから考える-

講師:小松 洋介(BRIDGE代表講師|理学療法士)

麻痺側上肢への介入は得意ですか?

脳卒中患者さんへのリハにおいて、麻痺側上肢への介入は後回しにされがちです。その理由は大きく2つに分けられます。

1つ目は、入院日数削減、ADLの自立度向上を目的とした社会背景により、麻痺側上肢への介入よりもADL訓練の優先度が高くなりやすいこと。

そしてもう1つは、麻痺側上肢への介入に対するセラピストの苦手意識にあります。単独の筋収縮や関節運動の促通がADLに直結しなかったり、また動作訓練における代償の見極めの難しさがその要因ではないでしょうか?

 

そこには上肢の機能解剖の理解という基礎的な知識の理解だけでも肩甲骨・上腕・前腕・手と複雑で、さらには脳卒中特有の運動・感覚麻痺や姿勢・運動制御の問題の存在が臨床像をより複雑にしています。

 

その部分の理解を深め、「本来、上肢が果たすべき役割・要素は何か?」をセラピスト側が明確にしなければ、評価が曖昧となり、その結果としてそれぞれの患者さんが抱えている問題を特定できないまま何となく課題を設定したり動作を繰り返したりすることになってしまいます。それはもしかすると間違った形でADLにおける麻痺側上肢の参加を促し、そのパターンの学習と定着という悪循環を生みだしているのかもしれません。

 

また近年注目されている「筋膜」の知識を活用して、姿勢・運動制御や身体・運動認識の理解を深める機会になればと思っています。トーマスマイヤー氏の提唱する「Anatomy Trains」の概念は、全身のつながりを理解するために有用なツールであると感じています。筋は単独で存在せず、頭部~足部まで複数のつながり(ライン)を持ち、身体を形作ります。それは全身のバランスを協調的に保つと同時に、同一のラインの一部に不具合が生じると、その部分から離れた部位にもラインを通じて影響を与えるともいえます。

今回は症例の動画を通じて、体幹・下肢の姿勢制御が上肢にどのような影響を与えるのか?また実際に上肢をアプローチするために私がどのようなことを意識し、実践しているのかをお伝えできればと思っています。

 

お申し込み

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 


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