あなたは自分の未来が描けているか?:セラピストの生き方を考える

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昨日、名古屋で31歳にして、

とある医療法人のサ高住(サービス付き高齢者賃貸住宅)の

施設長を務める男と会ってきた。

 

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そうそれがこの彼だ。

若干ボカしがきつくなりすぎ、かつボカしをなぜかピンクにしていたため、彼のイメージにやや影響するが気にしないで欲しい。

色んな意味で彼はぶっ飛んでいる。

お互いに何度か顔をあわせることはありましたが、昨日初めて3時間ほどゆっくり話をすることができた。

やっぱり一般的なセラピスト感覚の私からするとぶっ飛んでる。

国内外問わず、色んな情報を仕入れ、また彼の元には様々な人が相談に来て、また様々な依頼が入ってくる。

資格や肩書きも、知らない人にとっては大事なステータスであったり、その人の一部分を知るきっかけにはなると思う(役職であったり保有資格であったりね)。

でも依頼や相談に来た人が、抱いた期待以上の結果を出さなければ、結局のところ役職や資格は意味がないことにもなる。

彼に依頼や相談が絶えない、ということは

依頼者や相談者の期待以上の役目を果たしているということなんだろうと思う。

 

そんな彼と色々話し、感じたことをツイッター(@bridgeaichi)にアップしたところ、思いのほか反応があったので、記事にまとめようと思います。

 

自身の生涯年収は勤務先の上司や年間の昇給を計算すれば分かる。 年間3000円の昇給なら1年で年収は×12(+ボーナス分)最低3.6万。あと30年なら今の年収+108万円ってことですね。 でもそれが保証されている訳でもないし、人数削減があればリストラもあり得る。

病院や施設によってはマックスの年収が500万いかない所も当然になってくるでしょう。もちろんお金だけが人生の全てではありません。楽しく活きられればお金なんて必要ないさ!という方もいるかもしれません。

ただ食材を買うのも(自分で畑などで作らないのであれば)、子どもが学校に通うにも(給食費やら積立やら)、○ィズニーランド(シーでも可)に行くにもお金がかかります。

私はお金はあるに越したことはない、と思っています。様々な選択肢を増やすためにも。

だから自費やろうぜーとか起業しようぜーとか言いたいわけではない。 病院や介護施設は今後も必要。保険制度の中で点数の削減により必要な人材の数は減ることもある。 その時に必要な人材でいられるかどうかが大事。 そのためには他の人と同じ、ではダメということ。

 
起業はカッコよく見えます。勝手なイメージですが。
 
でも起業なんて誰でもできます。
今あなたが働いている所に退職届けを出し、
税務署に個人事業なり、法人設立(これにはお金がかかります)なり の手続きをとれば。
 
ほら起業する(だけならね)なんて簡単です。
書類を提出すれば終わりです。
 
でも起業するだけでお金は入って来ません。もちろん。その辺は多くの起業されている方から学んでいただければと思います。
 
起業は自己責任です。誰も守っても給料も保証してくれません。ですが結果に対しての報酬を自分自身で得ることができますね。
 
病院や施設などでは個人の頑張りや結果が報酬に十分反映されにくいこともありますね。その職場の給与システムなどで。
 
ただなんの結果も出していないのに、給料が上がらない…というのはもちろん違いますね。給料もらえるだけでもありがたいかもしれませんよ。
 
ただ医療・介護報酬はこれからますますセラピストにとって有利になりますよ!!!とは言えない状況にあることは、少し時代の流れに興味がある方であれば理解できることではないでしょうか?
 
*現在・今後の医療・介護の状況のことなんて全く知らない!!という方は
 「ワークシフトのブログ」を一読して欲しいですし、代表取締役の高木さんの話を直接聞いてみてください。日本全国でご講演されています。
 
 
セラピストはボランティア精神が強い人が多いのか、コストパフォーマンスはあまり気にしない人もいる。 一生懸命やることが美徳だと感じる人もいる。 一生懸命やれることは悪いことではない。だけどそれが雇い先やクライアントのメリットになっているかは意識した方がいい。
 
サービス残業や始業時間前のカルテの情報収集、もちろん個人の自己研鑽や自分の仕事の効率性によっては業務時間だけではまかないきれないこともあるかもしれません。だけどただ人より長く職場にいる人=頑張っている人という構図があるとするなら、それは考えなければいけません。
 
そうした職場や、その考えは
子どもを持っている人や、趣味や家庭の事情など仕事外の部分にやりたいこと、やるべきことがある方には負担になるかもしれません。
 
毎日朝早くから夜遅くまで仕事をする。残業時間が多い方が良い。勉強会の回数が多い方が良い。後輩指導時間は長い方が良い。
 
本当にそうなのか?無駄はないのか?見直す必要もあると思います。
 
考え方は人それぞれあると思いますが。
 
 
慈善事業でやっているのであれば、あなたが満足できればそれはそれで良いかもしれない。 でもあなたも生きるために働いているはずで、そう考えるとどうあなたの給料が生まれているかは知っておくべきだと思う。
 
今後もセラピストが増えていくのであれば現在の医療介護モデルでは供給が需要を上回る。 新しいターゲットを模索するか、今の需要の枠の中でどうシェアを増やすか、どちらにせよ動いている人は動いている。
 
現在の流れでは同じように働いても、同じだけの報酬を得られるとは言い切れません。報酬が下がれば、給料を下げるか、毎日の単位数を増やすか、現在の報酬以外の部分で収入を得る必要があります。
 
副業が認められる流れも耳にしますが、現在の仕事+業務後や休みの日にバイトを入れるという感覚だと、結局収入が上がりますが、その分時間と体力を犠牲にするとも捉えられます。
 
僕はリハビリが大好きだから、休みとか関係ないよ!!!という人はそれでも問題ありません。そして何でもかんでもお金につなげることもないので、仕事+自己実現という形で収入には関係なくとも、プラスアルファの経験をすることも今後の人生においてきっと役に立つはずです。
 
ただ経済的安定は、心の余裕を作ります。
衣食住(家族も含めね)、保険やら、家・車のローン、家族との旅行や外食、先輩後輩・友人との飲み会などなど
生活の基盤とプラスアルファを考えるとどう考えてもお金は要りますよね。
 
あと老後はどうしましょう?年金…もらえますかね?とか。
 
と今日は名古屋のとある医療法人で施設長を務める方とお話をして感じたこと。 いかに新しい仕事を創り出すか?そのためには社会のニーズや流れを知り、かつこちらに何ができるかをマッチングしないといけない。
 
情報を知っているだけで、傍観していたらダメ。自分たちもその中の当事者。 アクションをしないと構想には何の価値もない。

ともあれ、今後の世の中は組織に所属すれば一生涯保証してくれる時代ではなくなりつつありますね(働く場所は提供してくれますが、給料は下がるまたは上がらないことも考えられます)。

個人の力・強みを伸ばし、ただ組織に所属しているだけでなく、その組織から求められる人でありたいですね。

そうすることでそれは給与UPにも反映するでしょうしね(組織が必要とするなら)。その組織が求めるべき人材とは何か?また社会的にセラピストが求められる人材とは何か?そしてあなた個人が持つ、他のセラピストにはない強みは何か?

働く場所は違えど、この辺りのことを考えておくことは今後のあなたの働き方を考えていく上で大切になるのではないでしょうか?

 


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