良いスライド ≠ オシャレ

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今週末のスライドデザインセミナーのため、頭がスライドデザイン満開でございます。

 

ではまず2つのスライドをご覧ください。

1105発表:伝わるスライドデザイン.001 1105発表:伝わるスライドデザイン.002

 

はい、上の2つのメッセージは実は同じです。

 

でも見栄えによって、受ける印象は大きく変わりますよね。

 

何が違うのでしょうか?

 

ここでもしお時間のある方は、僕が前職場にいる時に書いた記事、プレゼン・スライドデザインの記事をお読みください★

お時間のない方はそのまま下へ!

 

「プレゼン」がリハビリを変える理由

リハビリ、勉強会、上司への報告にも活かせるプレゼンテーションの極意― デザインとは「伝わる」こと―

あなたのスライドは、相手を悩ませていないか?

 

まずデザインって何でしょうか?何となく見た目がオシャレ?彩りが鮮やか?芸術的なセンスが必要?まずはデザインの意味について学びましょう。

デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
つまりデザインとは、ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。(Wikipedia)

デザインとは、見た目を美しく飾ることではないことが分かりますよね?
デザインは、問題解決のために、思考や概念を整理し目に見える形に設計し、デザインのテクニックを活用して表現することと言えます。

 

そう考えると、セラピストが患者さんと接している時と同じなんですね。

患者さんの抱えている問題を抽出し、それを解決するためのプロセスを設計して、患者さんの現状の合わせて課題難易度を調整しながら課題の提案(表現)しますよね。

ほら、同じでしょ?

ある目的があった時に、患者さんが向き合い、解決していきたい問題があった場合に、その問題解決に集中してもらうために、余分な会話や環境的なノイズ(注意機能の低下がある場合に視覚・聴覚的な刺激)を減らしたり、参加する関節数を減らしていくなどの工夫をしますよね?

 

スライドデザインも同じです。

 

伝えたいメッセージがダイレクトに伝わるように、要らない情報を削っていく作業です。

 

色をたくさん使って華やかに見せたり、オシャレっぽい写真を載せることじゃありません。

 

要は何が伝えたいのか?聞き手にどうなって欲しいのか?聞き手がプレゼンの後にどんな変化を起こして欲しいのか?

を明確にしていく必要があります。

 

そしてその望むべき変化が起きてないのは、何が足りないのか?行動の変化を踏みとどまらせている要素は何なのか?を考えないといけません。

その足りない要素を埋め、つないでいくためにプレゼンをしていきます。

 

不要な情報を削り、必要な情報により注意が向きやすいように強調していく。

 

それだけです。

 

ただスライドデザインにも基本や王道があります。

セラピストが解剖学や運動学を学ぶこと同様、フォントや色、レイアウト、グラフの使い方などなど、基本を知っておくだけでも十分「聞き手に優しいスライド」になります。

 

センスじゃございません。センスがあったらそっちの世界で食べれてます(笑)

 

またその辺りもいずれ無料公開できたらと考えています★

 


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