6/10(日)東京「機能解剖から考える脳卒中の上肢と手指へのアプローチ」のご案内

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「脳卒中患者さんの上肢・手指に関してセラピストは何ができるんだろうか?」

「ROM制限の予防や、過緊張のリラクゼーションだけで良いのだろうか?」

「生活期や将来を見据えて、急性期や回復期で上肢・手指にできることはなんだろうか?」

今回のセミナーでは上記の内容を参加者の皆さんと考えていきたいと思います!

 

 

今回のセミナーの概要

日時

6/10(日) 10:00−16:00(開場9:30)

会場

大田区産業プラザPiO C会議室

内容

「機能解剖から考える脳卒中の上肢・手指へのアプローチ」

を行なっていきます。

1.脳卒中患者の上肢・手指への介入の難しさ

2.運動を困難にしている要素の再考

3.実際の動画による臨床介入提示と実技練習

解剖学・運動学の基本を確認しつつ、筋筋膜の知識も取り入れながら

・触り方:姿勢制御を邪魔しない。触ることで何を感じるのか?

・関節運動の導き方:関節適合と関節圧。関節安定性とは何か?

・筋の把持の仕方:運動主体感を生むための筋の把持のポイント

・筋の操作の仕方:関節運動と筋張力の関係性

・動作につなげるためのアイデア:上肢挙上・リーチング・上肢から体幹安定性を作る

を実技を中心に行なっていこうと考えています。

また参加者の方からの、こうゆう場合に困るけどどうしたら良い?というご意見を積極的に取り入れ、より皆さんの臨床でお悩みの部分に即したセミナーにしようと考えています。

BRIDGEのセミナーではできる限り、

講義だけでなく、実践や実際の動画を提示して目と体で学んでもらいます。

講義で、筋や筋膜、感覚・知覚や姿勢・運動制御について、図や画像・動画を使って説明を聞くと、何となく分かった気になります。

荷重感覚、筋の収縮感覚、股関節の安定性、骨盤前傾も大事、大腰筋の働きや下肢の支持性って大事…

などなど頭で分かっても、臨床場面で患者さんの望むべき変化に導けなければそれは机上の空論でしかないですね。

実技を学び合う機会が少ない現状

多くの参加者の皆さんは、職場などであまり実技の練習をする機会がない方も多くいるようです。

また職場なで有志で行なっていても、どんな反応が良いのか分からず、変化はするけど良いことなのか悪いことなのか分からず悩んでしまうことも多いようです。

触診ができると介入技術は上がる?

触診で筋の走行や硬さを評価できることは大切です。

しかし実際の場面で関節運動や動作を促そうとした場合には、ただ筋を触診できるだけでは不十分です。触診は評価技術としては必要ですが、反応を引き出すためには触れることができるだけではダメですよね。

適切な運動制御の獲得には、筋紡錘由来の運動感覚と皮膚の伸張感そして関節圧が重要とされています。

実際のタッチやハンドリングでこの部分をどれだけ上手く行えるか?が大切になってきます。

この部分が頭で分かっているだけでは全然上手くいかないところですね。

タッチやハンドリングで反応の差が大きく異なる原因は何か?

例えば、私のセミナーでよく皆さんに行なってもらう

”上腕二頭筋を把持して肘屈曲の運動体験を相手に起こせるか?”

”そして実際に視覚的にも確認できる肘屈曲を起こせるか?”

という実技があります。さあ、近くの人に試してみましょう★

上腕二頭筋を把持する、という簡単そうなことさえ、把持の仕方では相手は「ただ二の腕を掴まれている」という体験にしかなりません。

上腕二頭筋を把持する際にも、操作側が、

遠位部である前腕側が短縮するようにしているのか?さらに把持の強さにより遠位部が短縮するとともに肘関節の屈曲が起こるか?

→この筋の張力の変化に伴う肘関節の屈曲角度の変化という筋と関節運動の変化が同時に起こることで運動主体感につながるのではないかと思っています。

その際肘関節を構成する上腕骨ー尺骨関節面の圧を意識しているか?

上腕を把持することに意識が向きすぎて、上腕を後方に押してしまっていないか?

→そうすることで受け手は肘よりも肩関節伸展(腕が後方に移動する)される体験になってしまうかもしれません。実際の患者さんではそのような刺激を外乱として認識してしまうと、より過剰努力により固定傾向が強まる場合もありますね。セラピストのタッチやハンドリングが逆に患者の代償パターンを強くしてしまうきっかけを作っていることもあります。

などなど、ただ肘屈曲を上腕二頭筋で行うという単関節の運動ですら、実際にやろうとすると難しかったりします。

そして実際の臨床場面では、肘と同時に肩甲上腕関節面の安定性を保ち、肩甲骨が胸郭で安定する(scapula setting)状態を保ちつつ、さらには体幹ー骨盤で姿勢保持をしながら…なんてことが要求されます。

タッチやハンドリングで、未熟な人と熟練した人の差は、

どれだけ細かな反応を感じ取ることができるか?

その細かな反応を解剖・運動学的に3Dにイメージできているか?

その際の相手の身体経験をイメージできているか?

であると考えています。

 

 

講師

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小松 洋介

Bridge代表講師|BRIDGE PLUS代表|理学療法士

臨床1年目に病院や施設ごとでのリハビリの考え方や特定の治療手技や理論に偏りがあることに疑問を持ち、様々な理論・技術を広く知り、それぞれの良い所を活用 できるような場を作りたい、そして「患者さんの立場に立てるセラピスト」を増やしたいとの思いでセミナー団体「Bridge」を立ち上げる。

今までに1000名以上のセラピストへの講義・実技指導を行い、現在もセミナー団体「Bridge」代表講師として全国を飛び回る。

 

参加費

一般11880円(11000+税)
ペア10800円(10000+税)

定員

30名(先着順)

お申し込み

 

 

みなさまのご参加をお待ちしております!!!


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