脳画像を見るワケ

今日は「脳画像を見るワケ」を自分なりに書いてみたいと思います!

みなさんは、なぜ脳画像を見ますか?

私の理由は見れたらなんとなくかっこいいからです(笑)

これは半分正解ですが・・・

まずは

・臨床症状を予測できたり、臨床を解釈していく上で理解の助けになる(予後予測を含めて)

これは分かると思いますが

僕はもう一つ

・どこが損傷を免れており、行かせる脳の機能・システムはどこか?

という視点も大事と考えています

臨床でも、この人は、視覚・体性・聴覚(言語)のどの感覚を生かしていったら、学習を図りやすいかと考えるのと同じで、この脳のどこを活性化していくことが重要なのかと漠然と思ったりしています!!

運動学や解剖学などの知識で、目に見える現象を評価するのと同じように、脳から見て現象を評価していくスタイルもあっていいと思いますし、重要とも思っています

理由はシンプルで、脳が損傷したのだから、まずは脳を見よう!です

もちろん脳と身体は切れないので、身体に症状が出るかと思います

が、

全ては出ないと思いますし、身体に現れていても見落とすこともあると思います

例えば、目をつむらせて、「自身の身体がある感覚」

身体所有感ともいいますが

この「感じ」は主に右半球の頭頂葉で創られています

脳で作られているのです

またいつか詳しく述べますが、これを聞いても

だから何?どう治療に生かすの?と思ってしまうかもしれませんが

そう思ったら、絶対に評価・治療には反映していきません

ただ画像だけ読めても、意味がありませんよね

画像の読影は機能解剖とセットです

例えば

補足運動野(SMA)領域の梗塞では

まずはSMAがだいたいどのあたりか知って、画像を読む力が必要です

ここで重要なことが、だいたいです。

たぶん、だいたいでいいと思います。いいかげん!(笑)

次にSMAの機能解剖を知っておくことが大切です!

(SMAの機能はまた基底核のところで話せたらいいなと思います)

そしたら絶対に、目の前の患者さんの見方がまた違って見えるはずです!

脳画像なんてひとつツールでしかありませんが、

でも、膝が損傷したら、まず膝を見ますよね?!

いきなり、腰を見る人は少ないかと思います

(もちろん隣接関節や全体を評価するのは大切ですが、局所あっての全体ともいえると思います)

膝の解剖・運動学を勉強して、レントゲンを見て、患者さんの評価をするのと同じように

脳を損傷したら、まず脳を見る

それが、単なる対症療法ではなく、脳実質にアプローチできるんではないでしょうか!

こんなことを思いながら

脳科学的なことを臨床に生かしていきたいと思って日々臨床しています♪