ニューロリハビリテーション②

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お疲れ様です。

最近は暖かい日が続いており、気持ちがいいですね♫

今日、県庁おもてなし課を読んで、感じたこと。

「当たり前のことを、当たり前と思わず。」

本では、県庁の怠惰な体質を教えられながらも、きっと病院も患者さんに対するおもてなしは低いのかもしれないと思わされます

民間や地域の感覚で動いているわけでなく、やはり病院側の時間や都合で動いていることも多々あります

どんなに科学が進歩しても、このおもてなしという心はいつでも必要と思いますし、

相手のことを思いやる・配慮するということは脳機能の中でも最高次機能です。

だから臨床でも患者さんのことを、患者さんレベルで考える、配慮する、訓練を提供することが大切ですよね

指導する言葉であったり、相手のペースに訓練をすすめるであったり、ちょっとした事に気づく。

生活期を見てきても感じたのですが、本当にちょっとしたこと。ここに入居者さんのニーズがあります。

本当に重要なことって、身近にあり、僕らが普段気づかないところに潜んでいます

当たり前なことを、当たり前と思わず

この視点を大事にしたいと自分は臨床では思っています

ニューロリハビリテーションもここを強調したいです。

先日の代行時のことですが、

左視床出血の診断

出血は内側とやや前外側に進展している感じです。それほど大きくなく、ブローカ・ウェルニッケ野・その経路は残存。

でも失語ありますとの申し送り。理解は良好とのこと。

感覚は確か軽度鈍麻、ステージは5~6レベルで足を引きづりながら見守りで歩けるレベルとのこと。体幹が低緊張でとのいつもの内容。

新人が担当なのでそれほどリスクはなく、動ける方かなとイメージしていざ臨床へ。

最初、お会いしたときは、少しぼーとしていて、確かに言語理解は良好かなと感じました。発語もまずまずで。特徴としては意識的な発話になるとつまる・出ない感じ。

視床なので、記憶面や失調、随意運動、簡単な注意面等の検査を行ったのですが、

1つ目の特徴が、

指示に対して、運動に変換することができないことがある、です。

「僕のせーののタイミングで、肘を曲げてください」という指示に対し、運動を起こせなかったことが気になりました。何度やったもできず、非麻痺側でもできなかったのです。

患者さんの表情は理解しているような、困惑された感じは見えなかったです。

単純に理解していないとも考えられますが、そのほかの会話ではまずまずの回答をされるため、謎だな~と感じました。

2つ目の特徴は、視覚依存がけっこう強いな~と感じました。僕の表情をみていることが多いこと、そして僕のジェスチャーに対して注意深くみている印象をもちました。

そのほかの特徴として、ぼんやりされていること、体幹・hipが低緊張などがありました。

臨床症状と脳機能的な解釈としては

言語もいってみれば運動ですが、

より意識的な運動=聞いた内容を運動に変換し出力することが苦手=より固定的になりやすい。

これは非麻痺側でも顕著で、非麻痺側の順序的な指折りなんかは拙劣でした。

つまり僕らが指示している内容を正しく運動に出力できない可能性があることを配慮すること。そしてより意識的なものはぎこちなくなりやすいこと。

例えば膝を曲げてくださいは理解していても、出力がうまくできない時があったり、ぎこちなくなり、筋力や麻痺以外の要素なども考えられるということ。

視覚依存が強いのを知って、利用&注意すること。感覚といのは相対的で、夜寝る前、カエルの鳴き声が今まで気にならなかったのに響く。のようにある感覚が減れば、他の感覚に注意を向けやすくなります。

だからタスクを考えるときも、体性感覚に注意を向けたいのなら、閉眼はありですが、この患者さんはもしかしたら特に恐怖を感じやすいかもしれません。だから安心感のあるタスク設定に配慮が必要です。

ぼーとした感じは、視床の内側核の影響が強いこと。

言語的な理解-発語は機能解離の影響が考えられるから今後改善可能性が十分にあること。

体幹・股関節の低緊張は他の先輩方がカルテにしっかり書いてあったので、自分はこういった視点でタスクを組んでいくことも大事だよ

と新人に指導していきまいした。

もし、普段の会話が理解できているからと思ってしまえば、指示する内容も他の患者さんとなんら変わりない、当たり前なものとなります。

そこに注意をセラピストがもっていけるかが僕は大切なことと感じています。

文章におもてないしがありませんが笑

今日は脳画像の件で、ブログを読んでくださる方がいることを再確認させてもらい、書かせていただきました

今後ともよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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