ニューロリハビリテーション6

brodge21

ニューロサイエンスを学んで(これからも学び続けますがたぶん)何がよかったか?

たった3~4年ですが、脳科学を学んで良かったことを今日は書きます

この前のアスリンでもありましたが、

脳は、外界を、後方の脳で(側・頭・後頭葉)で感覚を受け取り、認知します。それが視覚であれ、体性感覚であれ、認知する場所が違うだけです。

んで、その情報を前頭葉へ送って行為に移します。

ただこれは皮質の話で、皮質下(辺縁系や脳幹)も無意識に感覚を受け取り、皮質に影響を及ぼします。

コマーシャルを無意識にみていたら、そのコマーシャルの物をつい買ってしまうとか。無意識であったり、今までの経験が行為に強く影響を及ぼします。

こんな風に外界の情報を、一旦細分化して受け取り、それらを過去の経験や情動、今の状況を加味して、背外側前頭前野のワーキングメモリで情報を整理し、内側前頭前野でgo(意思決定)となれば、運動前野・補足運動野が小脳や基底核と相談し、1次運動野に情報を送り、筋肉へ伝わります。

そしてそのコピーを脳は頭頂葉や小脳へ送り、出力の結果と照合し新たな内部モデルを作り、記憶や経験を更新させます(学習)

 また無意識の脳幹や辺縁系は皮質より速く、パターン的な、反応を産み出し、行動に影響を与えます。怖い(認知)から逃げるのではなく、逃げた(扁桃体の低次な反射反応)から怖いと認知するのです。歩行や姿勢制御も脳幹システム無意識な要素が大きいですね。嚥下や呼吸もパターン的な動きです。

そんな低次なレベルの内容から、高次の感情(ねたみや嫉妬など)や社会的な人の行為(相手の気持ちを察する、空気を読む、嘘など)まで本当に幅広いのが脳です。

 

今までたくさんの用語を学んできましたが、

それでも、全てが直接的に臨床に生きるはずがありません。

そして当たり前のことの重要性を認識できます。

 

笑顔でこっちがやる気をもってリハビリするって良いことですよね。きっとそんなPTの姿勢を患者さんの脳はミラーニューロンで再現して、勝手にドーパミンが出て、いつのまにか患者さん本人もやる気が出てくる。(もちろん逆効果もありますが)

相手のペースに合わせて治療する。相手が分かる中で治療をすすめる。needや生活に沿った治療展開。

快刺激を与える。集中させる(環境設定)。量を提供する。

などなど大切です、脳科学で説明がつきます。

でも当たり前です。よね。

だからマニアの方以外は臨床に生かす知識だけ知ればいいのではと思います。

そんな僕が思う、臨床への示唆は

臨床介入の原側

①(運動)学習の重要性→違いが分かる。能動的に動く。

②報酬の重要性→実感。

③情動の重要性→恐怖心が少ない。やる気が大事。

④注意の重要性→多数の情報をトップダウンで情報を選択、つまりどこに注意したら楽に上手くできるか。

⑤予測-結果の重要性→脳はこれを一致させるために・外界と脳内の整合性をとるように働く

⑥感覚の使用→どこの、どんな感覚なら利用できそうか?

これらの神経回路やメカニズムを知ることで、臨床へつなげたり、言葉で説明ができると思います。

*もちろん予後や臨床症状の解釈、治療(麻痺、USNなど)、配慮にも知識は活用できます。

・・・なんかこんな感じで書くつもりがなかったのですが、まぁいいです。

 

 

つまり、目の前の患者さんのために。という軸で考えることが必要です。

脳科学を勉強することが重要なのではなく、目の前の患者さんに少しでも良いリハビリがしたい。結果を出したいと思って、脳の知識が重要なのでは?と思えれば勝手に勉強して勝手に知識がつきます。

脳というのはそういうものです。

だから、とりえあず勉強してみようじゃ、意味がありません。脳はそんな情報はシャットダウンします。だから勉強会でも寝てしまったり、逆に勉強会に行っても復習しなかったり。

それでは臨床に生かすことはできません。

なんのために勉強するのか?その軸をもつことが大切です。

脳なんか勉強しなくても、臨床はできます。というか最低限の知識で臨床はできます。

それでも僕たちは休みの日を使って、お金を使って、勉強します。

なんのためでしょうか?

その軸が自分の中にあり、ぶれずに継続できれば、自分なりの臨床応用が必ずできると思います。

だから、目の前の患者さんのために、自分ができることをやるだけです。

シンプルに考えて、今自分ができることをやる!その継続が大事なんです

ただその選択が自分が脳科学を臨床に活かして、患者さんに還元していこうと考えただけだと思います。

今日はいちだんと良くわからん文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。