bridge①

お疲れ様です。bridge講師のために内容を書くとほざいて、書いてませんでした。気が向いたので、今の所bridgeで考えている発表内容をまとめていきたいと思います~

脳卒中の患者さんって本当に多様性があり、考えることもいっぱいです。解剖や動作だけでなく、神経可塑性や医学的な最新の治療やら、心理面や家屋環境、生活場面、退院後の状況、家族指導・・・そして多種多様な症状の解釈や分析。それに対するいろいろな考え方や戦略。

何が良くて、何が良くないのか?

みなさんは悩んだりしないでしょうか?僕はけっこう悩んでます笑

それでも「幹」となる部分は必ずあるはずです。

「脳卒中運動麻痺に対する治療戦略と実際」というテーマで講義をいたしますが、治療戦略・・・

ここを考えたとき、僕が思う大事なことは

「脳という組織の回復や改善が、何に強く影響しているのか?」

いわゆる、脳の機能回復=神経可塑性とはなんぞや?を整理して、原則を認識することが大事だと思っています。

神経可塑性とはシナプス可塑性です。

そのkey wordsがdose、task-oriented(task-specific)、難易度設定、つまり運動学習です。

上肢に対し、どれくらいの量を提供するのが神経可塑性を誘導しやすいのかご存知でしょうか?

なぜ、CI療法がエビデンスで強く推奨されるのかご存知でしょうか?

脳卒中を見る際に、脳のことを知らずに介入するのはナンセンスです。

解剖学、運動学と共に、神経科学も同じくらい重要です。

そしてもう1つ最近感じることがあります。

「リハビリテーション医療」というなら、そこには「適応」があるはずです。

降圧剤を使用する際に、血管を広げるのか、水分量を調整するのか、心臓を落ち着かせるのか、などどの薬を用いるのか適応があるように、リハビリにも適応があります

装具、電気刺激療法やトレッドミルなどの種々の機器・・・

今のリハは好き嫌いで使用・不使用になっている感があります。

そうではなく、通常のリハ+αとして効果があるものは使っていく、良いものは良いとして積極的に使用していくことが大切です。

そうでないなら、なんのための医療でしょうか、なんのためのエビデンスでしょうか、

今後ロボットや再生医療など私たちの練習より効果があるものが出てきた時に、それは敵になるのか?活かしていくのか?

・・・ご安心を。こんな話は深くいたしません笑

それでも10年後のリハビリはどうなっているのか?今の常識が常識でなくなることも多いかもしれません。

いろいろな考えや変化を取り入れ、自身のリハを更新させていく。古き良いものは残し、新しき良いものは取り入れる。

・・・さて、本題に戻りますと

まずは「歩けない方が歩けるようになる」これは運動学習他なりません。

そして運動学習が脳の機能回復と密接に関わっていることも知られています。

だから「歩けない方に歩く練習が一番効果的です」これは鉄則です。

「歩けない方に、ただ歩く練習なんて、誰でもできる。」だから俺はそんな治療はしたくない。

そうではありません。

これは原則です。ただどう歩かせるかが、私たちの腕のみせどころです。

歩くために必要な準備や機能をどう促すか?

でも試合をしなければ上手くならないのと同じように、歩けない方は歩く練習をしなければ歩けるようになりません。

なので、歩く中で歩くことを学習していくことが一番の近道です。起立も同じです。

もちろんただやればいいではありませんので。

ってなことを、実際の症例を通じて話していき、何か皆様方が少しでも活かせることがあればと思います。

やはり回復期なので、最大限の機能回復は求めていくべきだとも思っています。

なのでこの「機能回復」は何によってもたらされるのか?を知ることは大事ですよね。

そして実際の症例は、僕が今現在見ている方を、僕の臨床感を交えてお伝えするつもりです。

批判や考えが違うと多々あるかと思いますが、こんな風に考えることもできると、なって頂ければ幸いです。

OTさんもいらっしゃるので、麻痺の回復をお伝えしたいのですが、そんな実力は僕にはありません笑

なので、今見ている患者さんを、泥臭く、自分の関わりをこう考えて、こう治療して、どういう結果になったのか?(上記の運動学習や神経科学を生かしていくと)

今回の講義の主な領域は

・神経科学

・運動学習

・バイオメカニクス

この3本柱で、

・注意障害の解釈とその関わり

・起立できない時に、どう起立の中で運動学習を図るか~難易度設定と環境設定~

・歩行の再建~LLBの装具療法とハンドリングの実際、その効果検証~

の3つにしぼり、具体的な話をします。

そして僕は今、実際にそれらのリハビリを行っています。

小松先生、これでよろしくお願いします笑

北海道からこられる?先生もおられるということで、そろそろ気を引き締めて資料を作成していきます!

そして50名定員が、70名・・・恐ろしすぎる。

それではそろそろ失礼いたします。