認知症患者さんの臨床

原因のない結果はないし、結果のない原因もない。
全ては自分の意思決定により決定ずけられる。 ジェームス.スキナー
最近、代行させていただいた認知症の方についてのリハ。
次の日担当から「昨日なにしたの?、昨日の方はすごく良かったよって言ってたから」
うれしいお言葉であるが、自分は特別なことはしていない。
頸部骨折を伴った痛みを訴える患者さんであった。
痛みについて考えよう。
痛みとは
骨関節系
認知
感情
の3つの側面から捉えるべきである,
例えば、どんなに変形がひどい膝OAでも痛みを訴えない方がいるのは周知である。
痛みとは痛みの受容器(自由神経終末)が脳で感知されれば、痛いのである。
感知されなければ痛いと認知はしない。しかし認知しなくても不快な刺激は感情に伝わる。
表情に現れる。
骨、関節的に、痛みが出にくい身体(痛みの閾値を上げる)こともさながら、
痛みの感知(知覚)をさせないことも大事。
そこには注意機能が関与する
注意を与え過ぎないことも大事である、
日頃から痛みに注意を与える経験そのものが、また「痛みどうですか?」と痛みを取りたい一心で患者さんに痛みを聞きすぎることも痛みに敏感になる患者さんを作る。
もうひとつ大事なことは、副交感神経である。
交感神経を活性化させれば、痛みを感じやすくなる。扁桃体を過活動させないように、前頭前野で抑制する余裕を持たせることである。
つまり
痛い所をマッサージする時に、気をつける点はいろいろあるだろう!
リラックスした姿勢を提供する
腹式呼吸を意識する
会話で笑かす
こちらが笑顔で対応する(ミラーニューロン)
痛みに注意を与えない
マッサージしながら患者さんの表情を見て、マッサージの強さや部位を考える。
自分が余裕をもって対応する(仕草だけげなく、感情も思考も影響する➡︎ミラーニューロン)
もちろん、より痛みが出にくい身体を提供する
➡︎動作指導も!=痛みの出ない動きを知覚
つまり骨関節、認知、感情を考えながら行う。
これが同じようなマッサージでも関わりが違うことで、効果にも何かしら影響すると思っています。
特に認知症を伴う場合は、痛みに対し、感じ取りが敏感
➡︎注意をそらす。
認知機能の低下により、感情面が表に出やすい
➡︎表情をみて、笑顔を作る
これからは痛みや関わりは包括的に捉えていくことが大事です。
きっと内部疾患をたくさんもつ高齢者に対しても
キーワードは「包括的アプローチ」と思っています
最後まで読んで頂きありがとうございました!