半側空間無視 1 〜遠位空間と近位空間〜


半側空間無視を見る時に、近年では遠位と近位空間の情報処理が異なると言われています。
近位とは手が届く範囲、パーソナルエリアですね。
近位空間は手が届く空間なので、身体(身体イメージ)と密接に関わるため、
後頭葉から頭頂葉へいくwhereの経路
逆に後頭葉から側頭葉へ向かうwhatの経路は遠位空間に関与が大きいそうです。
つまり側頭葉に損傷がメインの無視は
ベッドサイドの身の回りの無視(物にぶつかるor左側の物を無視する等)は少ないが、
廊下等の遠位空間が影響する環境下では、壁にぶつかる、自分の移動スピードと人や物との距離感が近くぶつかりそうになる。などの症状が認められます。
また前頭葉性の無視であれば、動作時に無視が強くでます。
端座位や静止立位では比較的、顔は正中を向く。
単にUSNでも、空間による違い、動作による違い等、どういう特徴があるのか?どういう時に出やすいのか?自覚しているのか?
など評価できると生活につながる練習や指導ができるかと思います。
※参考文献 遠位空間において顕著な左半側空間無視が認められた一症例
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