片麻痺の上肢機能改善①〜40代男性〜

bog13

今日は、症例を通じて上肢の片麻痺を見ていきたいと思います。

右被殻出血(14ml)
発症3週間(入院時)には独歩自立。
SIAS 56/76点
BrS ⅤーⅣーⅥ
STEF 33/100 点
BBS 56/56
感覚 軽度鈍麻
疼痛 肩関節屈曲・外転時
認知 軽度記憶•注意障害

検査結果上、軽い麻痺のイメージと思われたかもしれません。
それでもこの機能をもってしても「手」というものはADLで使われていないのです。

STEFの点数が明示しているように、食事場面を見たら全く参加していないのです。

そしてこの良さそうな機能の方でも、細かくみると本当にリハをしないといけない所ばかりなのです。

<全体像>
脊柱がフラット、骨盤後傾で基本的に中枢のベースの緊張が低い方と思われました。
そこに近位関節の low toneがあり、肩甲骨ー肩関節のアライメント不良による肩関節屈曲や外転で痛みがありました。脳卒中の患者様ではよく見かけますね。

今後はこの方の臨床症状とそれに対し僕が進めているリハを、1つ1つ書いていきたいと思います。
⑴予後予測(介入前の知識)
⑵痛みと上肢管理
⑶手の機能回復のための指導