片麻痺の上肢機能改善③〜40代男性の痛みと上肢管理~

bog13

今回は「痛みと上肢の管理」ですね。

 

坐位で、左肩関節屈曲80°、外転80°で肩関節三角筋後部線維のあたりに自動時痛。

背臥位でも120°くらいで他動時痛。

左肩甲骨は下方回旋し、挙上時には体幹の右側屈に加え左僧帽筋上部が過剰に収縮し、上腕二頭筋のtoneも亢進し肘屈曲代償+。

亜脱臼は極わずか程度のみ。

骨盤も後傾位で骨盤~脊柱からの伸展活動も乏しい

→主動作筋である三角筋の出力低下、肩甲骨のアライメント不良により三角筋後方部の関節包のインピンジメントと考えました。また骨盤・体幹からくる問題も考慮(先輩に聞いたらまた違う助言を頂けました)

だから上肢の重さを介助、肩甲骨の上方回旋を助けることで可動域の改善は認められました。

「麻痺側管理について」

起き上がり後、左殿部の下に左手があっても気づかない。そのまま立とうとする。

感覚検査では軽度鈍麻ですが、動作の中で全く麻痺側の気づきが悪い方でした。

明らかに麻痺側管理指導ができてなく、痛みを助長させていました。

逆に言えば注意が向けば自分の身体は分かる模様でした。

重度な痛みではなかっため、上記の対応で3-4日後には痛みもだいぶ落ち着いてきました。


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