脳科学とリハビリをつなぐ〜④記憶力を高めるためには?〜

memory01

リハビリには、運動学習の考え方がとても大事ですよね。

運動学習とは、動きを記憶すること、つまり(手続き)記憶の仕方がポイントになります。
これは患者さんだけでなく、誰もが記憶に関しては、考えたことがあるかと思います。

記憶力が凄い方もいれば、すぐ忘れてしまう方もいます。

この差はなんなんでしょうか?

決して僕自身も記憶力がいいとは、天地がひっくり返っても言えません。だから記憶力がいい人は羨ましいです。

 

よく、記憶は情動と絡めると良いと言われます。

それはパペッツ回路とヤコブレフ回路が近接し、感情を伴ったことは、記憶化されやすいためです。
記憶のイメージは、「ネットワーク」です。

脳のどこかの一部に、記憶されているのではなく、脳内にネットワークとして記憶が蓄積されています。

ですので、ヒントを与えられると、思い出すことも多いのはそういう理由ですね!

つまり、ネットワークとして考えると、
情報と情報をリンクさせながら、記憶することが忘れにくいことになります。

だから、感情とリンクさせる(これは効果は強烈)

他にも、動作とリンクさせる

脳内イメージとリンクさせる

ある単語とリンクさせる(語呂合わせみたいな)

リズムとリンクさせる

場所とリンクさせる

 

などなど、記憶力を高めるには、繋げて覚えることがミソですね!

そして、脳は自分にとって必要なものは記憶しやすいですが、必要ないと感じるものは忘れます。

つまり、「何のために記憶しているのか?」が自分自身分かっていると記憶しやすい。

これは能動的と捉えることができます。
自分にとって意味があることと「理解」して、自ら必要なことと感じて「能動的」に行う。

そこに感情やイメージなどとリンクさせる。

これは患者さんのリハビリにおいても共通して大事なことです。

患者さんは、なすがなされるままになっていないか?

 

学習段階の最初は良いかもしれませんが、時間が経つにつれ、患者さんとリハビリ担当との関係性は変えていかなければいけませんね!

他にも、復習するタイミングや記憶に費やす時間など様々なことが影響されますが、何か新しいことを覚える時に参考にしてみてください!^ ^