リハビリ療法士が知っておくべき、ビジネスの基礎知識とは?

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リハビリ療法士の中でも、何かビジネスを始めたい!って思う人が、少しずつ増えてきているのではないでしょうか?

そのためには、「今がどういう時代か?」を理解することはとても大切です。

人口が減る中で士業は増えている。でも保険内の業界で、保険点数が上がることは皆無。つまり給料はほぼ上がらない。

このような状況下の中で、この先何が流行るのか?何が求められるか?などの情報を把握していることで、向かい風or追い風の中サービスに分かれていくでしょう。

では、今はどうでしょうか?

一言で言えば「ビジネスモデルはパラダイムシフト」しています。

つまり以前のような考えではなく、新しい価値観や考えでビジネスを考える必要があるということです。

Big Bang Disruption(ビッグバンディスラプション)

これはビジネスにおける新しい現象です。

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まずサービスが浸透するときは、情報に敏感な人(INNOVATORSやEARLY ADOPTERS)から購入や利用していく。その後、周りが利用してやっとやっと利用する人(LATE MAJORITY)に浸透する。その割合を示している(灰色)のが有名なイノベーター理論ですね。

しかしビッグバンディスプラプションという現象は、イノベーターが試しに使い、その後はバーストマジョリティーが巨大な波となって一気にサービスが浸透します。つまり今までよりもスピーディーにサービスが浸透し、既存サービスを一気に塗り替える力がある。(しかしそのサービスや製品の寿命も短い。)

具体的に言おう。ビデオカメラや腕時計、ウォークマンはスマホに。書籍は電子書籍やアマゾン。百科事典はウィキペディアに。フィンテックが進めば銀行や証券会社もどうなるか。今まで何十年と安定してきた産業が、一瞬にして構造変化が起こってしまうのだ。そして面白いことに、イノベーションを起こすサービスは全くその産業と関わりがないと思える所から現れる。

最近、Uberが発表した通勤サービス。通勤は電車が常識を考えている鉄道業界の人がいたら、確実にユーザーを取られるだろう。

Uberはタクシー業界だけでなく、鉄道業界にとっても競合となるわけだ。

だから、今の会社はサービス名や商品を会社名にしない。(以前は富士フィルムなど、社名でサービスが分かったが現在は少ない)

どんどん自社のサービスも変化し、同じもので勝負続けることはリスクがあるためだ。

急速化する共有経済

共有圏

この図は価格帯と日常性の軸で4つに分けたものである。

今後、私達が所有するものは日常的に価格の安いものが中心でそれ以外は共有の対象となる。

服もおもちゃも、別荘もスキルもレンタルの時代なのだ。

なぜ「共有」がいいのか?

共有はマッチングを通じて行われ、間に入る業者がほぼなく、取引コストが断然安いからである。

給料が上がらなくても、生活コストが低くなれば生活水準は上がる。

アプリやGPS、IoT、SNSにより、時間や空間的差異は少なくなり、瞬時に世界中の人や物とアクセスできる。

何かサービスを始める時にこういった共有経済の背景や情報、時代の流れは必ず知っている必要がある。

ビジネスモデルのパラダイムシフト

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今までは、収益の最大化を考え、競合に負けないようにマーケットシェアを狙う。消費者にいかに買ってもらえるか刺激的な広告をうち大量生産することが基本であった。

しかしこれからは、自社の影響力や貢献力が最大の価値となり、個人個人に対し具体的なオンデマンドのサービスが重要となる。そしてサービスを好きになってもらえる努力が大切。それが口コミとなり、サービスのシェアにつながる。

今や誰しもが知っているAirbnbもこう言っている。

「何百万もの人にちょっと好かれるよりも、100人に本当に愛されよう」

80対20の法則でもあるように、サービス利用の8割は2割のユーザーが使っている。

ファンを増やす戦略をすることが大切としている。

今後はAI、VR、ロボットなどが確実に進出してくる。(AI、ロボットにより失う仕事

「ロボットに料理が作れるが、ロボットの料理は人間味がなく食べたくない」と思うかもしれない。

しかしそこに人間のような声で、しかも同じ人間がこのロボットの料理は最高!と評価レビューがあったらどうだろうか?

確実に抵抗感は下がり、それが安く、早い場合、必ずニーズはあるのではないだろうか。

最近はアプリで簡単に素人が芸術的な写真に加工できる。つまり芸術の分野でも全く関係ないとは言えないのである。

FB、インスタグラム、Airbnb、Uberなど数年間で急成長するサービスは、上記のパラダイムシフトしている企業である。

時代の変化、サービスの変化、今までの消費者が望むものの変化、たくさんのことが変化している。

だからこそ、私たち自身が変化することを恐れてはならない。