脳卒中片麻痺患者に対してどうして私達は装具を使う必要があるのでしょうか?

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みなさんは日頃から,脳卒中片麻痺患者の
介入時に,装具を使用していますか?

装具使用にあたり適切な装具の使い方や,
使用する目的を明確にし介入が行えていますか?

 

以下は,脳卒中ガイドライン2015より抜粋したものです

◆運動障害・ADLに対するリハ ,歩行障害に対するリハ◆ 一部引用.

・内反尖足がある患者に,歩行の改善のために
 短下肢装具を用いることが勧められる
 (グレードB).

・機能障害および能力低下の回復を促通するために
 早期から,積極的にリハビリを行うことが
 強く勧めらる
 (グレードA).

・発症後早期の患者では,より効果的な能力低下の
 回復を促すために訓練量や頻度を増やすことが
 強く勧められる
 (グレードA).

・歩行や歩行に関連する下肢訓練の量を
 多くすることは,歩行能力の改善のために
 強く勧められる
 (グレードA).

・下肢機能や日常生活活動(ADL)に関しては,
 課題を繰り返す課題反復訓練が勧められる
 (グレードB).

これによると,装具の着用において
 「内反尖足を認める患者の歩行能力を改善する
  とダイレクトに記載がされています.

・機能障害・能力改善目的に早期から積極的に
 リハビリを行うこと,

・歩行能力改善のために,歩行・歩行に関連する
 下肢の訓練量増大させること

・下肢機能,ADLに関して,課題反復訓練を
 行うこと.

 

脳卒中ガイドライン2015を簡単にまとめると,

「早期からなるべく多く,
かつ,歩行または歩行に類似した
訓練をすることが歩行能力の
改善につながる.」
 

そしたら,発症早期から
脳卒中片麻痺患者を
「がむしゃらに多く歩行を
     させればよいの?」

上記で述べたように,歩行訓練の量を増やすことはとても重要,かつ訓練の主軸となります.

 

しかし,ただひたすらに歩行訓練をすれば良いというものではなく,
「良い歩行訓練」をすることが大切です!!!

 

 

適切な装具を用いることで私達が求める,
「良い歩行訓練」を行いやすくするツールに
なるのではないかと思います.

 

 

今後は,「良い歩行」とは何かについて書いて行きたいと思っていますのでよろしくお願い致します.

 


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