子どもの問題行動はすべて目的があるため、それに合わせた対応をしなければエスカレートする可能性がある。
子どもの養育・支援者の方に
“日常の生活でどう関わればいいですか?”
日常で取り組めることはなんなのか、具体的にどうしたらいいのか、どんなことから始めたらいいのか。
私は子どものホームワーク、ロールプレイ、遊びの中でのアプローチの1つとして、まずは言葉のかけ方を勧める。
言葉のかけ方で子どもの行動は変わる。
子どもの心理的なストレスの軽減、子どもの発達促進や不適切な行動の改善を目指す。
発達障害の子どもだけではなく、大人・スタッフの行動も私は変わると思っている。
どんな声かけを始めたらいいのか?
『○○だから、ダメでしょ』
『○○だから、してはいけない』
とてもよく耳にする否定語を用いた言葉かけ。
否定語使うことで、

伝える情報が多くなると、発達障害児だけではなく、私たちも言葉尻しか情報入ってきません。


ダメという言葉だけが多く残った子は、
ダメという言葉に反応し、泣き、崩れていきます。

特に発達の遅れを感じる子は他の子より多く言われている可能性もあります。
これは、子どもの自己肯定感を低下させ、二次障害(まわりの人の無理解や不適切な対応によって引き起こされる、情緒不安や問題行動)につながる。
自己肯定感とは「自己を肯定する感覚」、つまり「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚です。
今回は否定語を減らすということ。
また今後肯定的な言葉かけを伝えていきたい。
子どもとのコミュニケーションをよりスムーズにし、より良い関係性を築くことで、
“自分が大切な存在”ということが育むことができる。
言葉かけで「子どもを変える」ということはできないが、
「子どもの行動が変わる」。
出典 ・Shizu:発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー) ・日本ペアレント・トレーニング研究会 ・発達障害支援施策の概要:厚生労働省
『プーと大人になった僕』を観てきました 。
なんといっても、とてもプーさんが可愛いです。
ほのぼのしていて、ポカポカします。
この映画良いところが、癒されるだけでなく考えさせられることが多いです。
自分にとって本当に大切なものとはなにか?どんな風に生きたいか?
私も今日という日を大切にしたいです。

Tシャツにデザインさせて戴きました。
執筆者 田中 孝秀

田中孝秀

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