②「骨盤帯・足部・肩甲帯」 カラダを要となる土台から整える
評価ができて原因部位の特定ができた段階で、まず全体をみていくときに最低限診るポイントは、「骨盤帯・足部・肩甲帯」という体のベースとなる、要となるポイントになります。これらを局所的に補正するだけでもその効果は全身に波及しやすいため、結果が出やすく、またそれ自体が評価にもなります。
骨盤帯は仙骨と後頭骨、腸骨と側頭骨、肩甲骨など連鎖する部分が多く、全身性にその変化が波及することは知られております。またさらに、肩甲帯は上肢からの、そして骨盤帯からの中継地点であり、骨盤帯が歪めば肩甲帯が崩れ、上肢帯の捻れに波及し、はたまた上肢の捻れから逆の連鎖も生じるわけです。
要になる骨盤帯・肩甲帯のアライメントや位置関係を評価することは、その人の体の全体性をつかむ上でも、症状部位と原因部位の関係性を考察し、理解する上でも非常に重要や情報となります。関節はセンサーとしての働きが鋭敏です。特に仙腸関節や肩関節、股関節。その動かし方ひとつで、良くも悪くも変化します。そしてその変化は良くも悪くもそこから末端の筋の緊張やアライメントの変化に影響してきます。その辺りにも触れながら実技を行っていきます。
そして、その体で日々体重を受け、床から受けた情報を伝達する足部はその人の身体の縮図とも言えるくらいに全身の影響をもろに受けています。最後に足を触ればその施術が終了か否かがわかります。局所が変容してもその足部に今までのひずみが残っているとまた悪かったときのアライメントに戻りやすくもあります。
せっかく施術をして良い身体状況・アライメントになったのに、靴底が変にすり減った靴を履いて帰すようなものです。特に慢性疼痛等長きに渡りそのアライメントで過ごしてきた人は最後の仕上げに確認・修正すべきポイントです。
2日目では、そんな「骨盤帯・足部・肩甲帯」の評価の仕方とアプローチについて学んでいきます。
【セミナー概要】
- 骨盤帯評価・アプローチ
- 肩甲帯の評価・アプローチ
- 骨盤帯と肩甲帯の連鎖について
- 全身と骨盤帯・肩甲帯の連鎖について
- 股関節・肩関節を中心とした関節の触れ方・動かし方
- 足部の評価・アプローチ
【講師】

講師:清水美幸 先生
女性専科整体『みゆき堂』 代表
女性セラピストのための臨床研究会『ひめセラ』 代表
理学療法士/整体師/内臓調律師/
陰陽五行メンタルアプローチセラピスト/オリエンタルハーブブレンダー
【日時】
令和2年1月26日(日)
10:00-16:00(受付9:30)
【受講料】
単発受講:11000円(10000円+税)
ペア割:9900円(9000円+税)
【定員】
36名(先着)
【会場】
刈谷市産業振興センター 301会議室⇒人数の都合により603会議室へと変更になりました。
*会場の変更がある場合は参加者へ個別に連絡致します。
皆様のご参加お待ちしております♪
*申し込み後、振込先についての自動返信メールが届きますので、内容をご確認の上、お早めにお振込みをお願いします。
*自動返信メールが届かない場合:bridgefjstar@yahoo.co.jpまでご連絡ください
*ペアでのお申し込みの場合も、それぞれ個別にお申し込みください。
【その他のセミナー日程】 *全て10時~16時(受付9時30分~)
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第3回:2月23日(日)
「脊柱・頭蓋」と自律神経
第4回:3月22日(日)
「内臓」と運動器疾患・メンタルストレスとのつながり